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公益社団法人 化学工学会粒子・流体プロセス部会

分科会概要

分科会

熱物質流体工学分科会

化学産業プロセスの装置における、流体の混合、伝熱、物質移動、化学反応など、複雑かつ相互に関連する諸現象を、流体の流れに立脚した視点で、実験的手法あるいは数値解析手法の別を問わず解明することを目的とする。

ミキシング技術分科会

化学・食品・医薬品・化粧品等々の産業プロセスの中枢を担う撹拌型装置ならびに撹拌・混合操作を対象とし、これをより高度で洗練されたミキシング技術として確立することを目指し、メーカ・ユーザ・アカデミアの3者がそれぞれの立場から研鑽し集う場とすることを目的とする。

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気泡・液滴・微粒子分散工学分科会

気泡塔は気液・気液固反応、廃水処理、バイオプロセス、石炭液化、微粒子合成などの分野に応用されている。
本分科会では、分散相と連続相が混在するプロセスの合理的な設計技術の確立と、内在する流動、伝熱、物質移動などの基礎現象の解明を目的とする。

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流動層分科会

流動層は、化学プロセス、エネルギー、材料、食品・製薬、廃棄物処理など広範な分野で利用されている。
流動層分科会は、流動層技術の基礎、現象論から、シミュレーション、スケールアップ、そして応用技術展開まで、学問的進化と産業への寄与を目的として活動を行ってきている。

粉体プロセス分科会

高品質で高機能・高付加価値粒子材料の創製,そのための単位操作,プロセスの創造および環境保全に寄与するため,粉体の関わる各種現象の微視的・巨視的な解析に基づき,新規なプロセスの提案,最適な操作と装置の設計を行いプロセスの高度化を図ることを目指す。

組織

化学工学会  粒子・流体プロセス部会の構成は、右図のようになっています。

粒子・流体プロセス部会の基礎は、移動現象であると位置付け、熱物質流体工学分科会がこの分野をカバーしています。
更に混相流工学、粉体工学などの分野の粒子に関与する専門性を加味したものを基礎学問としています。
また、マイクロサイエンス工学など化学工学の高度化を目指す分野についても横断的な基礎学問分野として、粒子・流体プロセス部会の基礎として位置付けられています。
一方、個別の分野として、これまで活動してきたミキシング、流動層、気泡塔の各分野を分科会として位置付け、新たに粉体工学の分野の研究者・技術者を中心として粉体プロセス分科会が発足しました。
また、2009年度より気泡塔分科会は、気泡・液滴・微粒子分散工学分科会に移行し、分散工学系研究の幅を広げています。